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第263回研究例会

新しい経営手法による図書館運営を模索して

―エル・ライブラリー開館8ヶ月―


研究例会は、日本図書館研究会の会員・非会員を問わず、どなたでも自由にご参加いただけます。事前の申込等も必要ありません。
日時:
2009年6月20日(土)14:00〜16:00
会場:
大阪府立労働センター(エル・おおさか) 11階
大阪市中央区北浜東3-14
地下鉄谷町線・京阪電鉄「天満橋」駅から西へ300m
発表者 :
谷合佳代子氏(財団法人大阪社会運動協会)
テーマ :
新しい経営手法による図書館運営を模索して―エル・ライブラリー開館8ヶ月―
要旨:
運営していた図書館「大阪府労働情報総合プラザ」を大阪府の財政再建案によって廃止されたのが2008年7月末。当協会資料室との一体的運営によって成果を上げていたのだが、資料室への補助金も全額カットとなったため、公的資金の一切を失った。年間収入の7割を失うという未曾有の危機にあってもなお、労働関係の貴重な原資料数万点を散逸させないために、「大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)」を10月に立ち上げた。サポート会員制度を導入し寄付を募っているが、それだけでは足りず、さまざまな収益事業に着手している。寄付という温情に頼るだけではなく、いかに多角的で上質なサービスを提供できるかがこれからの成功の鍵を握る。当日は見学会も実施する。
参考:
http://shaunkyo.jp/(エル・ライブラリー)