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第268回研究例会

「図書館は成長する有機体である」を実践する

―住民参加の図書館づくりから16年、熊取図書館の軌跡―


研究例会は、日本図書館研究会の会員・非会員を問わず、どなたでも自由にご参加いただけます。事前の申込等も必要ありません。
日時:
2010年1月16日(土)14:00〜16:00
会場:
大阪市立弁天町市民学習センター 第1会議室
大阪市港区弁天1−2−2−700オーク2番街7階
地下鉄中央線「弁天町」西口2A出口より徒歩3分。JR環状線「弁天町」駅下車北口より徒歩3分
電話:06-6577-1430
発表者 :
小谷 恵子氏(元・熊取図書館長)
テーマ :
「図書館は成長する有機体である」を実践する―住民参加の図書館づくりから16年、熊取図書館の軌跡―
要旨:
1994年(平成6年)、4年余りの準備を経て開館した熊取図書館は、名誉職だけではない住民参加の検討委員会による「基本計画」、専門職員の配置、優れた建築家による建物などで注目された図書館であった。
開館後も、豊富な蔵書、図書館を支える住民、専門職員によるサービスにより、順調に貸出は伸び、図書館全般の活動も活発に行われた。
しかし、当初(1990年)の基本計画のみによって、継続的に図書館活動を進展させていくことはできない。
住民の生活に影響を及ぼす社会情勢の変化、子どもをとりまく教育・子育て状況の変化、そして図書館に求められるものの変化・・・こうしたことに対応しながら「図書館の原則的な役割」を明確にしていくために、専門職員が取り組んだ軌跡を検証する。