TOP > 大会・研究会等 > 研究例会 > 2018年度 > / Last update: 2018.11.1

第343回研究例会

はたらく自動車の解読:移動図書館の可能性につなぐために


研究例会は会員以外の方も含め、どなたでも自由にご参加いただけます。ぜひお越しください。
日 時:2018年12月17日(月)18:00〜19:30
会 場:日本図書館研究会事務所
    大阪市西区江戸堀2−7−32 ネオアージュ土佐堀205号
    ・大阪シティバス88系統「天保山」行きバス「土佐堀二丁目」下車すぐ
    ・地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅下車2番出口から土佐堀通を西へ直進,徒歩10分
    ・地下鉄千日前線・中央線「阿波座」駅下車1番出口からあみだ池筋を北へ徒歩10分
    ・京阪中之島線「中之島」駅下車1番出口からあみだ池筋を南へ徒歩6分
テーマ:「はたらく自動車の解読:移動図書館の可能性につなぐために」
発表者:石川敬史氏(十文字学園女子大学准教授)
要 旨:近年,公立図書館による「自動車図書館」の台数はゆるやかな減少傾向にあるが,各地の「図書館車」の実践をみると,
    積み重ねられた創造的な活動に触れることができる。しかし,利用者数の減少や活動方法の再考などの課題を抱えてい
    る図書館も存在する。図書館に限定せず,社会教育施設という枠組みでみると,かつては移動公民館車が巡回し,現在
    では少数ではあるが博物館等による移動博物館車,移動天文台車,移動水族館車が各地を走っている。移動児童館車の
    存在もある。こうした教育活動に留まらず,自動車による諸活動をみていくと,民間団体による移動図書館車や移動式
    本屋,さらには移動販売車,移動美理容車,移動金融窓口車など,実に多彩な自動車が各地を走っている。本発表では,
    発表者が各地を歩いた一部の活動を紹介しながら,自動車で移動する活動(「はたらく自動車」)の特徴を参加者と解
    読するとともに,移動図書館の可能性について考えていきたい。

※会場にて石川氏も執筆に携わった『文化の朝は移動図書館ひかりから』の値引き販売を行います。この機会に是非ご購入下さい。