本大会に、会員はもとより、多くの方が参加されますよう期待しております。
〒580 松原市田井城1丁目2番23号
松原市民図書館内 西村一夫 宛
TEL 0723−34−8042
受 付 9:40〜
開会挨拶 理 事 長 塩 見 昇 10:10〜
司 会 研究委員 村岡和彦 清水理恵
☆個人研究発表(報告15分質疑5分)
(1)図書館未設置地域における図書館に対する住民意識について
−奈良県川西町の住民意識調査を素材として
10:20〜10:40
谷本達哉(夙川学院短期大学)
(2)図書館の選書・発注サービスと書籍流通
−図書館システムと書店のエクストラネット
10:40〜11:00
浜田行弘(関西学院大学図書館)
☆グループ研究発表(報告30分質疑10分)
(1)図書館法・学図法改正にかかわる養成教育の現状と問題点
11:00〜11:40
渡辺信一・柴田正美(図書館学教育研究グループ)
(2)司書課程科目改訂と資料組織法
11:40〜12:20
吉田暁史(整理技術研究グループ)
《昼食・休憩》 12:20〜13:40
(3)「図書館経営論」の科目の史的検討
13:40〜14:20
志保田務・西田文男(奉仕研究グループ)
(4)電子図書館サービスと著作権
14:20〜15:00
村上泰子・北克一(「マルチメディアと図書館」研究グループ)
《休憩20分》 15:00〜15:20
(5)公共図書館と小・中学校図書館との連携
−学校司書のいる市区立図書館への調査から−
15:20〜16:00
二宮博行、羽深希代子(学校図書館研究グループ)
(6)1950年代地域図書館活動の研究(中間報告その2)
16:00〜16:40
小黒浩司(オーラルヒストリー研究グループ)
《休憩10分》 16:40〜16:50
☆図書館研究奨励賞報告 16:50〜
☆会務報告 事務局長 川崎良孝
☆交流会 17:30〜19:30
テーマ設定の趣旨 研究委員長 西村 一夫 10:00〜10:15
「プライバシーは今」
10:15〜10:55
渡辺重夫(札幌静修高校)
「コンピュータとプライバシー−大阪市立図書館の事例から」
10:55〜11:35
小西和夫(大阪市立中央図書館)
《休憩10分》
「学校とプライバシー」
11:45〜12:25
平中和司(木曽福島町立福島中学校)
《昼 食》 12:25〜13:40
「資料の中のプライバシーと資料提供」
13:40〜14:20
三苫正勝(夙川学院短期大学)
討 議 14:20〜16:30
そこでまず、『図書館の自由と知る権利』(青弓社)などの著者である渡辺重夫さんから、日本の社会や教育の場におけるプライバシーをめぐる動きについて、図書館と関連づけながら総括的に述べていただきます。
2番目には、貸出返却を始め、督促、検索など図書館業務のほぼすべてにわたってコンピュータが使われている状況の中で利用者データを貸出データから切り離して運用をしている大阪市立中央図書館の小西和夫さんからその考え方についてお話ししていただきます。
3番目には、木曽福島町立福島中学校の平中和司さんに学校でのプライバシーをめぐる状況を報告していただきます。学校や学校図書館でのプライバシーを守るという点については、教育という名の下に案外と切り捨てられる状況がありました。しかし、学校図書館に司書が配置されたり、活動が活発になってゆくにつれてその状況も変化をみせつつあるようです。
そして最後に、夙川学院短期大学の三苫正勝さんから『フォーカス』や『週刊新潮』で問題となったプライバシーと資料提供について報告していただき、プライバシー問題の論議を深めたいと思います。
図書館の業務を進めてゆく上でプライバシーを守ることが非常に重要になっており、このことが住民の信頼を得る条件となります。活発な討議で確かなものとしたいと思います。