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1999年1月1日

各  位

日本図書館研究会
理事長  塩見 昇

第40回研究大会の開催について(ご案内)


1998年度日本図書館研究会第40回研究大会を下記により開催いたします。
今大会も例年通り、第1日目に個人研究発表とグループ研究発表を行います。
第2日目には「都道府県立図書館の一層の発展を目指して」をテーマにして、4人のパネリストの方々と共にシンポジウムを行います。
本大会に、会員はもとより、多くの方が参加されますよう期待しております。

日  時:
1999年3月8日(月)〜9日(火)

会  場:
本能寺文化会館
〒604-8091  京都市中京区河原町御池
       TEL.075-231-3123(代)

参 加 費:
会 員 2,000円
非会員 3,000円(2日目のみの場合は2,000円)
学 生 1,000円
当日、受付でお支払いください。団体会員は非会員扱いとなります)

参加申込・お問い合わせ先:
2月10日(水)までに葉書で下記宛お申し込みください。
なお、お電話でのお申し込みは受付かねます。

〒580-0044 松原市田井城1丁目2番23号
松原市民図書館内 西村一夫 宛
TEL 0723-34-8042


◇ 第40回研究大会プログラム ◇

     司  会 :  研究委員 山本昭和 ・ 矢野明子

第1日目(1999年3月8日)

9:30〜 受  付
10:20〜 開会挨拶 : 理 事 長 塩見昇

個人研究発表(報告15分質疑5分)

10:30〜10:50 (1)アメリカ合衆国公共図書館における利用指導・教育
             前川和子(大谷女子短期大学)

10:50〜11:10 (2)技術的側面より観た大学図書館のグループウェア的思考の展開
            ----図書館を学術情報流通機関として捉える
             平井尊士(兵庫大学情報処理センター)

11:10〜11:30 (3) 図書館員の専門性は認知されているか
             杉山誠司(日本福祉大学付属図書館)

グループ研究発表(報告30分質疑10分)

11:30〜12:10 (1)わが国における学校図書館司書教諭養成にかかわる諸問題
           ----平成11年度からの新カリキュラムへの移行を中心に
             渡辺信一・柴田正美(図書館学教育研究グループ)

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12:10〜13:20     《 昼 食・休 憩 》
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13:20〜14:00 (2)『資料組織概説』教科書の比較検討
             吉田暁史(整理技術研究グループ)

14:00〜14:40 (3)『情報サービス』概念の導入とその領域
              志保田務・濱崎邦子(奉仕研究グループ)

14:40〜14:55     《休憩15分》

14:55〜15:35 (4)OPACにおけるデータベース構造
              村上泰子・北克一(「マルチメディアと図書 館」研究グループ)

15:35〜16:15 (5)こう考えているうちは公立図書館の発展はない
             加藤ひろの・脇坂さおり(読書調査研究グループ)

16:50〜 ☆図書館研究奨励賞報告  選考委員会委員長 伊藤昭治
      ☆会務報告           事務局長 川崎良孝
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17:15〜19:15 ☆交流会


第2日目(1999年3月9日)

シンポジウム <都道府県立図書館の一層の発展を目指して>


10:00〜10:10 テーマ設定の趣旨            研究委員長 西村 一夫

10:10〜11:20 都道府県立図書館の全国的動向と課題
          塩見昇(日本図書館協会常務理事、図書館政策特別委 員会委員長)

11:20〜12:00 大阪府立図書館の目指すもの
          ----市町村図書館への援助を中心として
          前田章夫(大阪府立中央図書館)

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12:00〜13:10     《 昼 食・休 憩 》
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13:10〜13:50 都道府県立図書館へ望むもの
          櫛谷友己(阿南市立図書館)

13:50〜14:30 都道府県立図書館の充実を願って
          池村奈津子(京都家庭文庫地域文庫連絡会)

14:30〜16:30       討  議

【趣 旨】

 公立図書館の任務と目標」(日本図書館協会、1989)、「公立図書館の設置及び運営
に関する基準」(1992)、『県立図書館の役割と実践』(文部省、1994)等の中で、都道
府県立図書館の果たすべき役割として、市町村図書館の活動を支援すること、県域ネ
ットワークの要としての活動をすることが明確にされた。
 しかし、新しく図書館を建設したり、新館の構想を考える時にそうした役割が十分
に考慮され、実行されているだろうか。市町村立図書館がその力を十分に発揮するた
めには、都道府県立図書館の援助は欠かすことができない。都道府県立図書館の現在
の状況を明らかにしながら、今後の図書館サービスの拡大に向けてのその役割を考え
たい。

《 お 願 い 》