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児童・YAサービス研究グループ

概要 / 活動報告 / 問合せ先

概要

 児童・ヤングアダルト図書館サービス研究グループ活動の目的は、これまでの児童書など資料研究に重点をおいた児童図書館活動研究ではなく、図書館サービスとしての活動研究にある。研究活動目的にはおおまかに以下のようなことをめざしている。日本における児童・YA図書館員養成のガイドラインの提言、さらに児童・YA図書館サービス活動のガイドラインの提言である。  日本の公立図書館における児童・YAに対する図書館サービス活動も不十分とはいえ、まったくの初期段階から成長期を経て拡充期にはいっているといえるだろう。そこで、現在の状況に至った経緯を確認すべく,グループとしては歴史的調査研究をまずおこなうこととした。占領期における子どもの本の贈りもの運動や戦後のCIE図書館の児童図書館サービス,博覧会と連動した児童図書館活動などを調査し,特に大阪地域での戦前・戦後の児童図書館活動史をまとめる。「子ども」をどうとらえるかといった社会学的・認知科学的・心理学的研究や、図書館資料である児童図書出版についての出版流通やその内容についての児童文学・児童文化面での多様な面での総合的な研究が必要である。そのなかで特に図書館という場において、子どもという利用者をどのように認識して、いかなる図書館活動をおこなってきたのか整理し、検証すべきである。本研究ではそういった検証をふまえ、これからの子どもへの図書館活動と活動担当者である司書をどう養成していくのかの方向を明らかにすることをめざしている。(2005.3.20現在)


活動報告(2003.9〜)

◎2003年9月月例研究会
日時:9月13日(土)19:00〜21:00
内容: 今後の予定など
◎2003年12月月例研究会
日時:12月6日(土)19:00〜21:00
内容:大会発表のレジュメについて
◎2004年2月月例研究会
日時:2月16日(月)19:00〜21:00
内容:大会発表について
◎2004年3月月例研究会
日時:3月28日(日)19:00〜21:00
内容:大会発表の反省と反応について。林郁子さん、貴田春男さん、山藤敦子さんらのインタビューについての検討。
◎2004年4月月例研究会
日時:4月18日(日)19:00〜21:00
内容:山藤敦子さんインタビューの打ち合わせ
◎2004年5月月例研究会
日時:5月3日(月)14:00〜16:00 内容: 山藤敦子さんインタビュー
テーマ:大阪府立中之島図書館の児童サービス
1951年4月〜1953年頃(?)まで勤務。10月に児童閲覧室を開室。2階、階段を降りて左の小さい部屋。20畳くらい。絶えず15〜16人は詰め掛け、百科事典など調べ物の本の利用が中心だった。
貸出は一人一冊一週間。人気があったもので覚えているのは、『リンカーン』『トム・ソーヤーのぼうけん』などの外国古典、『ファーブル昆虫記』など。岩波少年文庫が出た年でもあり、借りられていた。雑誌では「キンダーブック」「ひかりのくに」「ぎんのすず」がよく出ていた。
◎2004年6月月例研究会
日時:6月20日(日)19:00〜21:00
内容:山藤さんインタビューのまとめと、遠山孝子さんのインタビューの打ち合わせ
◎2004年10月月例研究会
日時:10月10日(日)19:00〜21:00
内容:遠山孝子さんインタビュー
テーマ:大阪市立図書館の児童サービスについて
1952年11月1日赴任、オープン。平日午後1時〜5時。日曜日は朝から開けたが、12時に子どもたちを外に出して閉館し、休憩。1時から再開。貸出なし。若林千鶴さんがこの頃のことを書いている。『学校図書館を子どもたちと楽しもう』(青弓社2001年)
1964年、松岡享子さんが中央児童室に採用され、お話会と、その練習会が始まった。おはなしと同じくらい大事なのが書評だということで、みんなで書くようにした。
◎2004年11月月例研究会
日時:11月21日(日)19:00〜21:00
内容:遠山さんのインタビューのまとめと、坂田麻耶子さん、平井良明さんのインタビューの検討。

さらに以前の活動報告

*以下、簡略版。月例研究会の内容など、より詳細な報告を『図書館界』55(4), Nov., 2003, p. 220-221に掲載しています。

2000年度活動報告

「児童サービス論」必修科目化にあたっての実態調査を実施し,その結果は「「児童サービス論」での司書養成に関する調査報告」として第42回研究大会で報告した。その内容については『図書館界』53(2),2001.7,p.118〜125.に掲載されている。「児童サービス論」が必修科目化したが,その教授内容についての実態調査をおこなうことによりガイドライン提言のための状況を把握するのが目的である。

2001年度活動報告

2001年度にはアメリカにおける児童図書館員養成の実態を把握し,日本での養成ガイドライン提言の試案作成をテーマとし,第43回研究大会で報告した。内容については「児童・YA図書館員養成試案−アメリカの児童・YA図書館員養成を例にとって−」として『図書館界』54(2),2002.7,p.104〜109.に掲載されている。

2002年度活動報告

2002年度には現場の児童・YA図書館サービス活動のガイドライン提言のため,児童・YA図書館サービス活動実態を把握することをテーマとした。現状調査については日本図書館協会が実施しているので,現在の状況に至った経緯を確認すべく,グループとしては歴史的調査研究をまずおこなうこととした。占領期における子どもの本の贈りもの運動や戦後のCIE図書館の児童図書館サービス,博覧会と連動した児童図書館活動などを調査し,現在の児童図書館活動,特に選書観への影響などを考察することとした。

2003年度の活動

2003年度は特に大阪地域での戦前・戦後の児童図書館活動史をまとめることをテーマとした。月例研究会では、大阪市立図書館の児童図書館活動、岸和田の戦前及び占領期の児童図書館活動、豊中の児童図書館活動などをとりあげている。


問合せ先

当グループではおおむね月1回の研究会を開いています。どなたでも自由に参加することができますのでぜひご参加ください。

問合せ先:
井上靖代(獨協大学)yinoue@dokkyo.ac.jp
中西美季(神戸市立外国語大学非常勤講師) benchan@kcc.zaq.ne.jp