以下に掲載の事業計画案等は、2015年6月7日開催の本会評議員会で承認されました。

本ページには、『図書館界』67巻1号(2015.5)掲載の日本図書館研究会決算・予算・事業計画関連文書のうち、事業計画(案)と各役員による説明・呼びかけ文を掲載しています。決算・予算表等は省略していますので『界』と合わせてご覧ください。
理事長 / 事務局長 / 編集委員会 / 研究委員会 / ブロックセミナー担当


ご意見をお寄せください

 2014年度の事業計画(案)および予算(案)等を,別掲のように作成しました。これについて,会員のみなさまのご意見を電子メール等でお寄せください。
 6月1日(日)開催の評議員会に間に合うよう,5月25日(月)(必着)までにお願いします。電子メールのアドレスは nittoken@ray.ocn.ne.jp です。


2014年度決算報告・2015年度事業計画・予算案


2015年度事業計画等の提案にあたって

理事長 前田章夫

 川崎良孝前理事長に代わり,新しく理事長に就任いたしました。事務局長としての経験を活かして,職務に邁進したいと思います。よろしくお願いいたします。

 ところで,図書館界は近年,館種を問わず,厳しい環境の中で苦しんでいます。公共図書館を例にとると,1961年度からずっと増加していた図書館数が2014年度には初めて減少しました。貸出冊数も6億9165万点となり,前年度から1972万点の減少となりました。資料の予約も8815万件と初めて減少に転じています。また,図書館の栄養素ともいえる資料費についても減少が続いており,23年前の水準に戻っています。そして正規雇用の司書の数も減少を続けており,1998年以降の最低となっていますが,これを補う形で非常勤・臨時雇用職員や派遣職員の数は増加を続けています。地方自治体の財政難によって図書館サービスの質を問うことなく,経費の低さのみで判断される傾向の結果といえます。この傾向がこのまま続けば,住民が知識と情報を入手するための地域の情報センターとしての公共図書館の役割が果たせなくなる可能性があります。

 こうした図書館界を取り巻く環境の変化が,会員の減少をはじめとして,会の運営にも大きな影響を与えています。この影響を少しでも減らしていくためにも,時代にあった活動を展開していく必要があります。さもないと図書館界における会の影響力は益々小さくなっていくものと思われます。時代にあった新しい躍動的な会にしていくことが求められています。2015年度をその初年度としたい。

 ◇     ◇     ◇

 ところで2014年度決算をみると,一般会計,特別会計ともに,単年度の収支はほぼ予算の範囲に収まっています。しかしこれを詳しく見ると,会費収入や資料の販売収入は伸びておらず,支出の抑制によってかろうじて均衡を保っているというのが現実です。理事会としては,基本的に赤字の体質に大きな改善は見られていないと考えており,体質改善に向けてのより一層の努力が求められていると考えています。

 とりわけ会員の拡大は急務です。会の運営にとって会費収入は命綱ともいえるものであり,これが減少することは会の活力を大きく損ねることになります。2014年度には消費税の8パーセントへの引き上げがありましたが,支出の抑制によって何とか会費の引き上げを避けることができましたが,これがいつまで継続できるかは不透明です。

 昨年度一年間に35名の新しい仲間が増えましたが,53人もの仲間が会を去られました。その多くは定年退職等により図書館を離れられたことが退会の原因と推測されますが,とりわけ公共図書館に勤められていた会員の退会が増えています。しかも公共図書館職員の入会も減っています。一方,学校図書館に勤めている司書,司書教諭の方々の入会が増えています。2月の研究大会シンポジウムでは,「学びの変化と図書館」をテーマに開催され,学校図書館や大学図書館における取り組みが紹介されましたが,こうした取り組みの成果が現れたと言えるかもしれません。公共図書館の入会を増加させるための取り組みに役員はもとより,会員一人一人が意識して取り組むことが求められています。会員の皆さまには,入会の勧誘をお願いしたいと思います。

 以下に収めた事務局長および各委員長,担当からの提案説明,抱負と事業計画,予算案などの内容をご検討いただき,6月7日開催の評議員会(本会の実質的な最高議決機関)の審議に向けて,会員の皆さんが多くのご意見,ご提言をお寄せ下さるよう期待しています。お寄せいただいたご意見は当日の討議資料として活用させていただきます。

(まえだ あきお)


事業計画・予算案の提案説明

事務局長 松井純子

 前田章夫・前事務局長の理事長就任にともない,今期の事務局長を務めさせていただくことになりました。理事長ならびに理事の方々とともに,日図研の運営に精一杯尽力する所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

1.2014年度決算

 前ページの理事長所信表明にもあるとおり,2014年度決算は,単年度の収支としては予算の範囲内に収まっています。しかし,収入は2013年度より減少しており,支出を厳しく抑制することで,黒字を確保することができました。これは,2013年度決算での単年度収支が赤字に陥ったため,前理事長・前事務局長の主導のもと,2014年度は可能な限りの経費節減に努めた結果と言えます。以下,2014年度決算について,主だった点を説明します。

 まず一般会計の《収入》です。「会費」収入で予算を182,500円下回りました。個人会員36.5人分の会費に相当する金額です。主たる理由は,やはり個人会員の減少です。また,会費収入が700万円を下回ったのも,近年にないことです。一般会計の収入の柱である会費収入の減少は,会の運営・研究活動に影響を及ぼしかねません。会員の減少を食い止め,新たな会員を着実に獲得していく有効な手立てと地道な努力が,これまで以上に求められます。

 『界』の売上げは,予算とほぼ同額です。「広告料」については,2014年度も予算を5万円下回りました。新規の広告主の獲得が難しい状況にあり,引き続き努力したいと思いますが,有効な手立てが見当たりません。「雑収入」は,匿名の寄付等により,予算を12万円あまり上回りました。

 次に一般会計の《支出》です。すべての費目を予算内に抑えることができただけでなく,2013年度の支出額をも70万円ほど下回りました。上述のように,経費節減に努めた結果です。「研究助成費」では,ブロックセミナーの開催が一度だけでしたので,その分予算が消化されませんでした。「雑誌刊行費」は,2013年度に印刷部数の引き下げ,2014年度に印刷のページ単価の引き下げ,と相次いで経費節減を図った一方,消費増税があり,予算額は逆に増額となっていました。しかし編集委員会の努力により,実質的な内容を落とすことなく経費を抑えることができました。「国際交流費」は特段の支出がありませんでした。事務的な経費である「印刷費」「通信費」「消耗品費」は,事務局の努力により,2013年度以上の節減を行うことができました。

 特別会計に移ります。刊行物の売上げ額を示す《収入》は,93,820円予算を下回りました。『図書館資料の目録と分類』(以下,『目録と分類』)増訂第4版と『構造的転換期にある図書館』だけがかろうじて予算を上回りましたが,他が低調だったためです。一方の《支出》は,『目録と分類』増訂第4版の増刷や,新たな出版物の刊行がなかったため,「出版編集会合費」「出版編集費」「出版物印刷費」とも執行されませんでした。2015年度には『目録と分類』の改訂を予定していますが,新たな刊行物の企画や出版が必要と考えています。「上海市図書館学会との交流費」は,2014年10月に開催された第10回国際図書館学セミナー(以下,国際セミナー)の経費です。3年に一度の日本開催のため,一般会計ではなく特別会計に予算計上してきました。「役員選挙費」も,同様の趣旨で特別会計として執行しています。選挙人名簿ともなる個人会員名簿は,今回作成のものから住所を不掲載とし,名前と所属・勤務先だけの掲載としました。特別会計の次年度繰越金がやや減りました。

 第2特別会計,すなわち「図書館研究奨励賞基金」に移ります。《収入》は,前年度からの繰越金に利息がわずかに加わりました。《支出》は,2014年度の受賞者がありませんでしたので(p.43の報告をご参照下さい),「奨励賞副賞」「事務費」とも執行されませんでした。

 以上のとおり2014年度は,一般会計・特別会計とも,収入において決算額が予算額を下回った年でした(第2特別会計を除く)。実は,2013年度も同じ状況でしたが,2014年度はより徹底して経費節減に努め,結果として,一般会計の2015年度への繰越金を400万円近く確保することができました。しかし,今後,一般会計の収入増が容易には見込めない状況です。他方,支出におけるこれ以上のやりくりも難しくなっています。本会の財政は,2015年度のほうがさらに厳しい状況になると予想されます。

2.2015年度事業計画(案)

 ここに提案する事業計画は恒常的事業が大半ですが,新規事業もあります。それぞれに分けて説明します。

 まず新規事業ですが,「『目録と分類』増訂第5版の刊行」「SNSの活用」「『界』のオープンアクセスに向けての取り組み」があります。『目録と分類』増訂第5版は,今年1月にNDC新訂10版が刊行されたことにともない,現在の版を増補改訂します。4月末に刊行の予定です。「SNSの活用」は,Twitter(ツイッター)を利用して本会の行事その他の情報を発信するものです。すでにアカウント@nal‐tweetから発信を開始しており,4月18日現在で986ツイート,139人のフォロワーがいます。これをさらに充実させていきたいと考えています。「『界』のオープンアクセスに向けての取り組み」は,現在国立情報学研究所(NII)のCiNiiを通じて『界』全文を公開(一部有料)していますが,その元となる電子図書館事業(NII‐ELS)が2017年3月に終了するため,別サイトへの移行が必要です。その検討と実施が主な内容です。

 次に恒常的事業です。まず「図書館学セミナーの開催」があります。2014年度は国際セミナーの開催年にあたり,図書館学セミナーは非開催でした。2015年度は,大阪で開催の運びとなります。研究委員会が企画・運営を担います。また,2013年12月に続く二度目の「ワークショップの開催」も企画されています。2014年度は「ミニ・ワークショップ」(研究例会)にとどまりましたが,初回のワークショップ同様,好評を博しました。2015年度も,若手・中堅の図書館員を対象としたグループディスカッションを想定しています。「ブロックセミナーの開催」は,全国9ブロックでの順次開催が理想ですが,2014年度は九州ブロックのみ(2015年2月)でした。ブロックの代表である評議員と地元の図書館員との連携・協力など,開催のための体制づくりが困難になってきているためです。しかし,本会理事あるいは一般会員でもセミナー講師として全国各地に派遣できますので,ぜひ本事業をご活用下さい。

3.2015年度予算案

 前理事長は,経費節減にかかわって,次のように明言されました。「会員全体に直接関わる部分,すなわち会費,『界』の頁数,ブロックセミナー,研究大会,図書館学セミナーなどには手をつけないという方針は堅持します。」(本誌66巻1号,p.72)

 今期の理事会としても,この方針を維持していきます。したがって,2015年度予算案は2014年度とほぼ同一の内容で編成しました。以下,異なる費目や主だった点を説明します。

 まず一般会計の《収入》です。前年度繰越金を除き,すべて2014年度予算と同額です。「会費」収入については,2014年度決算の実態にあわせて減らすという選択肢もありますが,このままずるずると会員減少に引きずられるわけにはいきません。「会員を減らさない」という強い意志を持ち,新たな会員獲得のための方策を実施することが必要です。これは,単に「勧誘の強化」という意味ではありません。日図研として魅力ある研究会活動を行い,それによって多くの会員・非会員の参加を促し,会員増につなげていくことが会員獲得の基本と考えています。

 次に一般会計の《支出》です。ここも,多くの費目は2014年度予算と同額です。異なる費目として,「会合費」を2万円増額しました。理事会や評議員会の会場費が増加傾向にあるためです。「研究調査費」も5万円増額しました。この2~4年,研究グループが増加してきており,グループの助成希望に適切に対応するための措置です。研究グループは日図研の研究活動の柱の一つであり,グループ研究助成は,研究促進のために重要な事業と考えています。「研究助成費」も15万円増額しました。図書館学セミナー開催のための経費です。最も多額の「雑誌刊行費」は,2014年度と同額です。『界』の予算を減らすことは,雑誌の魅力低下につながる可能性がありますし,また研究大会や図書館学セミナーなどへの参加が難しい地方会員に対しても,優れた研究成果や図書館に関するさまざまな情報をお届けすることが重要と考えています。「事務局費」では,昨年の評議員会での提案を受けて,事務局員の時給を50円増額し,年額3.6万円の増額を計上しました。近年の事務局員の仕事は,きめ細かい会計処理の必要性から複雑化し,また増加もしています。増額は,職務に見合った金額と考えます。また消費増税後の各種物品の値上げを考慮し,多めに計上しました。

 次に特別会計の《収入》に移ります。『目録と分類』については,新たに刊行する増訂第5版と合わせて,昨年と同額の売上げを見込んでいます。他の出版物については,最近の売れ行きを考慮して,減額しました。

 一方の《支出》は,「出版物印刷費」として2014年度と同じ140万円を計上しています。『目録と分類』増訂第5版の出版にあてます。「上海図書館学会との交流費」では,国際セミナーの開催経費が2015年度は不要のため,10万円に減額しました。これは近年執行がありませんが,上海市図書館学会発行の『図書館雑誌』に掲載された論文の翻訳料などです。なお,予備費が多く計上されていますが,新たな出版企画などにより,この予備費を活用していくことが望まれます。会員からの出版企画の持込みなどがあれば検討しますので,事務局までお申し出下さい。

 最後の第2特別会計に移ります。2014年度は図書館研究奨励賞の受賞者がありませんでしたが,2015年度は,従来どおり対象者を1名として,「副賞」「事務費」を計上しました。

 以上,提案した予算案は,2014年度とそれほど大きな変更を行っていません。が,会費収入が予算どおり確保できるのかが大きなポイントとなります。例年のことですが,個人会員数を減らさず,新たな会員を獲得していくことと,団体会員の維持・拡大が大切です。現会員の皆さまにも,引き続きご協力をお願いいたします。

 翻って,特別会計に多くの繰越金があることも事実です。支出を切り詰める一方では,研究活動の充実・促進・発展を阻害することも懸念されます。多額の繰越金は,本会の運営が危機的状況に陥った時のために蓄えておくのか,それとも研究活動のために随時投資していくのか,慎重に検討する必要があります。ただし,慎重に検討しすぎて,投資の適切な時期を逸してしまうのは論外です。充実した研究活動には,すばやい意思決定が欠かせません。理事会として臨機応変に対応していきたいと思います。

 なお,2017年4月には消費税が8%から10%へと上がることが予定されています。2015年度のみならず,2016年度以降も,さらに経費節減に努めつつ,会の発展的運営を心掛けていかねばなりません。

 * * * * *

 ここに提案する事業計画・予算案の審議と承認は評議員会の役割ですが,会員の皆さんの声を多く反映させたいと思いますので,メールやFAX等で,事務局までご意見をぜひお寄せください(評議員会は6月7日(日)午後開催につき,6月1日(月)必着)。

 メールアドレス:nittoken@ray.ocn.ne.jp

4.事務局への問合せ・連絡など

 日図研を支えるのは,会員の皆さまがたです。会費の前納,会員拡大,資料購入・販売等に引き続きご協力をお願いします。また本会の運営や行事についての感想・要望・ご意見もお聞かせ下さい。

 入会申込や会費納入についての問い合わせ,本会へのご意見・ご感想などは,本会事務局までメールにてお寄せ下さい。(アドレスは上記)

 なお,大阪市北区の本会事務所には,毎週月・木曜日の13時~17時に事務局員が常駐しております。直接の連絡は,この時間帯にお願いします。ただし緊急の場合以外は,できるだけメールまたはFAX,文書でご連絡下さい(FAX番号・住所等は本誌奥付をご覧下さい)。

 本会ホームページにも,入会申込フォームや行事案内その他の情報を随時掲載しています。

 日図研ホームページ:http://www.nal-lib.jp/

(まつい じゅんこ 大阪芸術大学)


ご投稿・ご意見をお待ちしております

編集委員長 高鍬裕樹

 昨期2年間,初めての編集委員長業務を経験しました。数多くの不手際をしましたが,多くの方々に助けていただいて,何とか2年間を過ごすことができました。力不足を痛感しておりますが,再任を認めていただきましたので,引き続き2年間編集委員長を務めさせていただきます。お力添えをよろしくお願いします。

1.投稿・依頼記事について

 『図書館界』に掲載する原稿は,原則として《論文》《現場からの提言》《エコー》《書評・新刊紹介》のいずれかとなります。この4種類にはいずれも投稿を受け付けております。

 《論文》《現場からの提言》については,査読付き論文誌として,査読者による評価を経た上で掲載の可否を決定します。この2者が,『図書館界』の主たるコンテンツです。積極的な投稿をお願いします。

 《エコー》については,原則として投稿があれば掲載します。ただし,同じ著者により頻回に投稿された場合や,内容が図書館・図書館界・日図研に関係のない場合など,編集委員会として掲載を見合わせる判断をする場合もあることをご承知おきください。

 《書評・新刊紹介》については,編集委員会として執筆の依頼をする場合もありますが,投稿も受け付けております。奮ってご投稿ください。

 編集委員会として特に必要と認める場合には,上述の種類に当てはまらない記事を特例的に掲載することもあります。編集委員会までご相談ください。

2.誌面の改良について

 昨期には座談会企画「障害者サービスと日本図書館研究会」を開催しました。この座談会で,編集委員会がこれまで「サービスを提供している」と思っていたことが,きわめて不十分な状態であったことが把握できました。この座談会をきっかけにして,いくつかの点でそれまでの誌面作りを見直しました。そのことにより,より高い利便性を実現できたと思います。この件に関しては引き続き改良を続けてまいります。

 誌面に不便・不都合な点があれば,編集委員会までお知らせください。内容により修正を検討いたします。

3.おわりに

 会員のみなさまの投稿が『図書館界』の軸です。積極的にご投稿いただきますよう,よろしくお願い申し上げます。

(たかくわ ひろき 大阪教育大学)


充実した研究活動を目指して

研究委員長 前川敦子

 研究委員長としてようやく1年間の任を終えました。至らない点ばかりでしたが,会員の皆様のご協力と総勢17名の研究委員の力をもとに各事業を終えることができ,感謝申し上げます。今年度も,館種の枠にとらわれない,理論と実践が有機的に結びついた当会ならではの研究事業を積極的に実施できればと考えています。引き続き,ご協力お願い申し上げます。

 以下,研究委員会が今年度担当する事業をご紹介します。

1.研究大会の開催

 2015年度(第57回)研究大会は,京都を会場に2016年2月~3月の2日間で開催予定です。1日目は会員個人及び研究グループによる研究発表,2日目は図書館に関わる重要なテーマをとりあげたシンポジウムを行います。

 詳細な情報は,本誌67巻3号(9月)に個人発表等募集,4号(11月)に大会予告,5号(1月)に大会案内を掲載する他,研究会HPで随時公開予定です。どうぞふるってご参加ください。

2.研究例会・特別研究例会の開催

 日常的な研究・活動報告の場として,主に大阪市内を会場に年間7回程度開催します。会員・非会員を問わず,どなたでも申込不要・参加費無料でご参加いただける場です。発表に関心がおありの会員は,研究委員会までお知らせください。

 特別研究例会は,評議員会の日程にあわせて同日午前中に開催します。本年度は6月7日(日),川崎良孝日本図書館研究会前理事長をお迎えして京都大学文学部で行います。

3.ワークショップの開催

 研究例会と平行して,参加者同士のグループディスカッションを中心に据えたワークショップを企画します。若手・中堅の実務担当者が能動的に参加しやすいテーマ設定で企画をすすめる計画です。

4.図書館学セミナーの開催

 図書館学セミナーは,その時々に関心の高いテーマを設定し,集中して論議をおこなう場です。今年度は大阪を会場に,秋に1日の日程で開催いたします。詳細は67巻3号(9月)にご案内予定です。

5.グループ研究への助成

 助成の要件は,会員7名以上で研究グループを構成し,テーマをもって研究活動を実施し,研究大会等で成果報告を行うことです。2015/2016年度は13グループに助成を行います。研究グループへの参加はすべての会員に開かれています。既存グループへの参加,新たなグループ結成等については,当該グループ連絡先または研究委員会にご相談ください。

6. お願い

 研究例会・大会のテーマや講師等,研究活動に関するご希望がございましたら,ぜひ研究委員までお寄せください。またご発表・会場提供のお願いをさせていただいた際には,ぜひご協力いただきますようお願い申し上げます。

(まえかわ あつこ 神戸大学附属図書館)


ブロックセミナー開催のお誘い

ブロックセミナー担当 常世田良 岸本岳文

 地元で気軽に参加できる講演会を開催したい。地域の図書館活動の実践や,地元の図書館員の研究成果を発表する機会を設けたい。こんなときには,ぜひブロックセミナーの活用を検討してみてください。

 ブロックセミナーは,各ブロックの会員の申し出によって開催されます。開催にかかわる経費は,原則として全額を日本図書館研究会が負担します。

 本会の諸研究活動は,京阪神を中心に開催されることがほとんどであるため,ブロックセミナーは会員の最も身近なセミナーとなります。また,セミナーの開催は各地での会員の交流を深めていただく機会ともなります。ブロックセミナーを通じて各ブロックにおける日本図書館研究会の活動が活発になることを期待しています。

 企画については担当理事の常世田,岸本にご相談いただくか,下記の事務局あてご連絡ください。

 連絡先:日本図書館研究会事務局  電話:06―6731―8739(月・木曜13時~17時)
 E‐mail:nittoken@ray.ocn.ne.jp

(とこよだ りょう 立命館大学) (きしもと たけふみ 京都産業大学)


過去の事業計画等