児童・YAサービス研究グループ

児童・YAサービス研究グループ

概要 / 活動報告 / 問合せ先


概要

 児童・ヤングアダルト図書館サービス研究グループ活動の目的は、これまでの児童書など資料研究に重点をおいた児童図書館活動研究ではなく、図書館サービスとしての活動研究にある。研究活動目的にはおおまかに以下のようなことをめざしている。日本における児童・YA図書館員養成のガイドラインの提言、さらに児童・YA図書館サービス活動のガイドラインの提言である。  日本の公立図書館における児童・YAに対する図書館サービス活動も不十分とはいえ、まったくの初期段階から成長期を経て拡充期にはいっているといえるだろう。そこで、現在の状況に至った経緯を確認すべく,グループとしては歴史的調査研究をまずおこなうこととした。占領期における子どもの本の贈りもの運動や戦後のCIE図書館の児童図書館サービス,博覧会と連動した児童図書館活動などを調査し,特に大阪地域での戦前・戦後の児童図書館活動史をまとめる。「子ども」をどうとらえるかといった社会学的・認知科学的・心理学的研究や、図書館資料である児童図書出版についての出版流通やその内容についての児童文学・児童文化面での多様な面での総合的な研究が必要である。そのなかで特に図書館という場において、子どもという利用者をどのように認識して、いかなる図書館活動をおこなってきたのか整理し、検証すべきである。本研究ではそういった検証をふまえ、これからの子どもへの図書館活動と活動担当者である司書をどう養成していくのかの方向を明らかにすることをめざしている。(2005.3.20現在)


活動報告

研究グループの構成員

井上靖代(代表者)、平田満子、日置将之、脇谷邦子、松井一郎、二宮博行、中西美季の7名

2003年における研究成果の発表

「大阪における児童図書館サービスの史的外観の試み」平田満子、井上靖代
『図書館界』56(2)

2004年における研究成果の発表

(児童図書館史および少年院に対する図書館サービスの調査)

2005年における研究成果の発表

「少年院と図書館」脇谷邦子 『図書館界』58(2)

2006年における研究成果の発表

「ブックスタートを検証する-大阪の事例を中心に-」中西美季
『図書館界』59(2)

2007年における研究成果の発表

「文庫と公共図書館の発展の関係について-大阪の事例-」平田満子、井上靖代
『図書館界』60(2)

2008年における研究成果の発表

「文庫と公共図書館の関係について-アンケート調査による大阪の現状-」中西美季、日置将之
『図書館界』61(2)

2009年における研究成果の発表

「「児童サービス論」教授内容の提案-テキスト分析を通じて-」井上靖代、中西美季、日置将之、平田満子
『図書館界』62(2)

2010年における研究成果の発表

「「児童サービス論」養成実体調査2」中西美季、井上靖代、日置将之
『図書館界』63(2)

2011年における研究成果の発表

(「児童サービス論」養成実体調査)

2012年における研究成果の発表

「「児童サービス論」養成実体調査3」中西美季、井上靖代、日置将之、平田満子
『図書館界』65(2)

2013年における研究成果の発表

「少年院・少年鑑別所の読書環境について」日置将之、井上靖代、中西美季、平田満子
(第304回日本図書館研究会研究例会)

2014年における研究成果の発表

「Forgotten teenage readers-Reading and juvenile delinquents in Japan-」日置将之、井上靖代、中西美季
(80th IFLA World Library and Information Congress, Lyon France)
(ヤングアダルトサービスのアンケート調査)

さらに以前の活動報告

*以下、簡略版。月例研究会の内容など、より詳細な報告を『図書館界』55(4), Nov., 2003, p. 220-221に掲載しています。

2000年度活動報告

「児童サービス論」必修科目化にあたっての実態調査を実施し,その結果は「「児童サービス論」での司書養成に関する調査報告」として第42回研究大会で報告した。その内容については『図書館界』53(2),2001.7,p.118~125.に掲載されている。「児童サービス論」が必修科目化したが,その教授内容についての実態調査をおこなうことによりガイドライン提言のための状況を把握するのが目的である。

2001年度活動報告

2001年度にはアメリカにおける児童図書館員養成の実態を把握し,日本での養成ガイドライン提言の試案作成をテーマとし,第43回研究大会で報告した。内容については「児童・YA図書館員養成試案-アメリカの児童・YA図書館員養成を例にとって-」として『図書館界』54(2),2002.7,p.104~109.に掲載されている。

2002年度活動報告

2002年度には現場の児童・YA図書館サービス活動のガイドライン提言のため,児童・YA図書館サービス活動実態を把握することをテーマとした。現状調査については日本図書館協会が実施しているので,現在の状況に至った経緯を確認すべく,グループとしては歴史的調査研究をまずおこなうこととした。占領期における子どもの本の贈りもの運動や戦後のCIE図書館の児童図書館サービス,博覧会と連動した児童図書館活動などを調査し,現在の児童図書館活動,特に選書観への影響などを考察することとした。

2003年度の活動

2003年度は特に大阪地域での戦前・戦後の児童図書館活動史をまとめることをテーマとした。月例研究会では、大阪市立図書館の児童図書館活動、岸和田の戦前及び占領期の児童図書館活動、豊中の児童図書館活動などをとりあげている。


問合せ先

当グループではおおむね月1回の研究会を開いています。どなたでも自由に参加することができますのでぜひご参加ください。問合せ先:井上靖代(獨協大学)yinoue@dokkyo.ac.jp
中西美季(神戸市立外国語大学非常勤講師)benchan@kcc.zaq.ne.jp (@は半角に置き換えてください)