日 時:2024年7月13日(土)14:00~16:00
テーマ:大戦後の「民主主義の砦」たる社会装置:図書館-首長から図書館の廃止を提案されたらどうする-
発表者:天谷 真彰氏(滋賀図書館情報学研究所)
要 旨:「真理がわれらを自由にする」という言葉は,戦後の図書館の存在を示す代表的な表現であろう。自己判断が求められる民主主義社会では,
     制度維持の根幹である情報公開を欠くことができない。
     昨年8月に滋賀県湖南市長から「石部図書館廃止」という衝撃的な提案が発表された。11月の市議会臨時会は,主に公共施設総合管理計画
     と議案の不整合など,手続きの不備を理由に,図書館存続の論議に至らないまま,廃止案を全会一致で否決した。
     今例会では,再提案も考えられるこの事例について,館界の先人,マッコルビンやバトラーらに学び,思索,論理の構築,地域活動での
    「図書館の学びと協働」等について,論議を進めたいと考えている。
会 場:大阪市立総合生涯学習センター第7研修室
    大阪市北区梅田1丁目2―2―500 大阪駅前第2ビル5階
    JR「大阪」「北新地」駅,阪神・阪急「梅田」駅,地下鉄「梅田」「東梅田」「西梅田」駅下車
参加費:無料
※どなたでもご参加いただけます(事前申込不要)
問い合わせ:nalreikai@gmail.com