※急激な新型コロナウイルス感染症拡大により、当初予定していた対面での開催が難しい状況となったため、3月5日、6日の両日とも、オンラインのみでの開催に変更することとなりました。どうぞご了承ください。(2022/2/1)

 下記により,日本図書館研究会第63回(2021年度)研究大会を開催します。
 例年どおり,1日目に個人研究発表とグループ研究発表を行い,2日目は「コロナ禍における図書館パート2」をテーマにシンポジウムを行います。多くの方が参加されることを期待します。

                         記

日  時:2022年3月5日(土)~6日(日)
会  場:オンライン(Zoomウェビナー)
     エルおおさか南ホール(南館5階)→ 会場アクセスマップ
     ■Osaka Metro谷町線・京阪電鉄「天満橋駅」より西へ300m
     ■Osaka Metro堺筋線・京阪電鉄「北浜駅」より東へ500m
参加形態:会場参加(メイン)とWeb参加(視聴)の2つの参加方法を併用して開催します。
     会場参加は,先着100名(参加申込フォーム受付順)とさせて頂きます。Web参加は同時視聴(ライブ配信)のみです。
     ※状況により会場参加が困難と判断されましたら,Web開催のみとなる場合もあります。
参 加 費:会 員 1,500円
    非会員 2,500円(団体会員は「非会員」扱いとなります)
    学 生  500円(会員学生は「学生」となります)
     ※当日参加は受け付けられません。
参加申込:2022年2月25日(金)までに,次の入力フォーム・Emailでお申し込み下さい。
     (出来るだけフォームからの申込をお願いします。)
     ※参加申込入力フォーム:https://forms.gle/WtVaJdF4o62fWFY76  ※受領メールを確認してください。 → 申込受付は終了しました。
     ※Email:nal63taikai@gmail.com(本件専用アドレス)あて
     ※振込期限も2月25日(金)としますので,早めの手続きをお願いします。(原則返金はいたしません。)
      振込確認をもって参加受付受領とします。
      ゆうちょ銀行 振込用口座 00910―0―57558 口座名 日本図書館研究会
     (他金融機関からの振込用口座番号 099店 当座 0057558)
     「お名前,研究大会参加費,会員or非会員or学生の別」を明記してください。
共  催:エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)

 ●以下のことについてご希望の場合は,お申込みの際にお知らせください。
 ① 手話通訳(日本手話・日本語対応手話)・音声読み上げ用の予稿ファイルをご希望の方
 ② 出張での参加のため公式文書や請求書(銀行振込用)の必要な方
 ③ 参加者名簿(配布用)にお名前・ご所属の掲載を希望されない方
   (ご指示がない場合は,お申込みのとおり記載のうえ,参加者に配布します)
 ●申込時に入会いただきますと,参加費は「会員」扱いとなります。ぜひこの機会に入会をご検討ください。
 ●①をご希望の方は,手配等に時間がかかりますので,できるだけ早くご連絡ください。またご要望に応えられない場合がございます。
 ●振込明細書をもって領収書とさせていただきます。



◇第63回研究大会プログラム◇

第1日(2022年3月5日)
受  付 10:00~   
開会挨拶 理事長 原田 隆史 10:30~10:40

●個人研究発表(発表15分,質疑5分)
1.公立図書館における電子図書館サービスの質的調査とその分析・考察
   間部 豊(帝京平成大学)10:40~11:00
2.地域内発的に成立した移動図書館の検討:埼玉県和光市の事例から
   石川 敬史(十文字学園女子大学),中岡 貴裕(和光市教育委員会)11:00~11:20
〈休 憩〉 11:20~11:30
●グループ研究発表(発表20分,質疑10分)
1.テキサス州の学校図書館基準に関する考察
   比較図書館情報学研究グループ
     大城 善盛,坂下 直子,瀬戸口 誠 11:30~12:00
2.京都における学術情報システムの受容
   情報組織化研究グループ  今野 創祐 12:00~12:30
※グループ間調整に拠り、「図書館界」73巻4号掲載プログラムから、1と2の発表順が変更となりました。
〈昼食・休憩〉 12:30~13:30
3.GIGAスクール構想と教育の情報化の課題,今後の留意点と展望
   「マルチメディアと図書館」研究グループ
     村上 泰子,川瀬 綾子 13:30~14:00
4.塩見昇氏の学校図書館論を探る:中間報告2
   学校図書館史研究グループ  飯田 寿美 14:00~14:30
5.戦後公共図書館建築の歴史3:日本図書館協会施設委員会の活動 1960~70年代を中心に
   オーラルヒストリー研究グループ  奥泉 和久 14:30~15:00
〈休 憩〉 15:00~15:10
6.コロナ禍の図書館サービス:アジアにおける瞥見
   図書館サービス研究グループ
     山田 美雪,孫 誌衒,前川 和子,大城 善盛,志保田 務 15:10~15:40
7.出版における退却とその出版物,記事入手アベイラビリティの一検討
   図書館学資料保存研究グループ
     家禰 淳一,村上 幸二,中村 恵信,志保田 務 15:40~16:10
8.アフターコロナにおける司書課程の教材作成
   図書館学教育研究グループ
     岡田 大輔,川原 亜希世,高池 宣彦 16:10~16:40

●その他
図書館研究奨励賞  選考委員長 前川 和子 16:40~   
会務報告      事務局長  松井 純子


第2日(2022年3月6日)
シンポジウム「コロナ禍における図書館パート2」
受  付 9:30~   
テーマ設定の趣旨(研究委員長:日置 将之) 10:00~10:10

●発 表 
報告1 「新型コロナウイルス感染症防止対策から見えたこれからの 図書館サービス報告書」ができるまで
     今野 創祐(京都大学工学研究科吉田建築系図書室) 10:10~11:00
報告2 市民が創る公共図書館
     加藤 好郎(「横浜の図書館の発展を願う会」会員  鶴見大学・昭和音楽大学講師) 11:00~11:50
〈昼食・休憩〉11:50~13:00
報告3 著作権法第31条の改正で変わる図書館サービス 
     小池 信彦(公益社団法人日本図書館協会著作権委員会委員長) 13:00~13:50
報告4 図書館における電子書籍の現状と将来像 -調査に基づくwith/afterコロナの課題
     植村 八潮(専修大学教授) 13:50~14:40
〈休 憩〉 14:40~15:00
●質疑応答・意見交換 15:00~16:30

【シンポジウムの趣旨】
 昨年度に引き続き,コロナ禍の図書館をテーマとする。コロナ禍の中で浮上した図書館を巡る様々なトピックを取りあげることとする。各講師のお話を通じ,2年間続いているコロナ禍における図書館サービスを振り返り,今後につなげる糧としたい。
 まず,今野創祐氏に,京都大学の各図書館・室の休館中の取組みや反省点と今後への展望をまとめた「新型コロナウイルス感染症防止対策から見えたこれからの図書館サービス報告書」ができるまでについてご報告いただく。
 次に加藤好郎氏から,利用者の立場で「横浜市の図書館の発展を願う会」がコロナ禍において横浜市長,横浜市会議長,横浜市教育長,横浜市政クラブ宛に出した陳情書,要望書等についてご報告いただく。
 小池信彦氏と植村八潮氏には,コロナ禍で注目された話題について現時点での到達点や最新情報をご報告いただく。小池氏には著作権法31条改正について,植村氏には電子書籍,電子図書館についてお話しいただく。
 なお,わが国では感染拡大が一旦落ち着いている(2021年11月現在)とは言え,世界的に見れば終息の見通しが立っていない現状では,討議で何らかの方向性を導き出すのは難しい。ただ,現場では様々な情報を必要としているため,今回は情報提供と意見交換を中心としたい。


〈お 願 い〉
1.宿泊の斡旋はしておりません。各自お早めにご用意ください。
2.交流会は予定しておりません。
3.当日の予稿集配布はいたしません。予稿配布用のページから各自で事前にダウンロードしておいてください。
  URLはWeb参加の招待メールと一緒に連絡します。 (招待メールは参加費振込された申込者全員にお送ります。)
4.質疑応答は会場優先となりますことをご承知おきください。
5.会場参加の方は,新型コロナウイルス感染拡大防止のため,当日はマスク着用の上でご参加ください。
  体調に不安がある場合は,Web参加にご変更くださってかまいませんので,決してご無理をなさらないようお願いいたします。

※共催者であるエル・ライブラリーのご厚意により,両日,終了後に,エル・ライブラリー見学会(事前申込制・先着順)を実施します。
 定員は7人程度,所要時間は45分程度の予定です。


過去の研究大会一覧(旧サイト)